セロー250にISAのスプロケット(ダンパー無し)を付けてみる
セロー250のリアスプロケをXAM(旧AFAM)のに変えた事はこの前記事にしましたが・・・
実はZAMの「プレミアム」を買うつもりだったのですが「クラシック」をポチり間違えておりまして
少し悶々としておりました。
そしてベアリングやらなんやら問題が多発して・・・散財が続き・・・もうやっちゃえ!
って気分になってしまったので再びポチッ!
勿体無いといわれても思いついてしまったので止まりません・・・ではレポート
ISAのリアスプロケットは持ちが良いとか精度が良いとか、なかなか良い評判を聞きます。
セロー250,トリッカー,XT250X用にもダンパー付きのスプロケットがラインアップされています
でもこのダンパー付きのやつは「ダンパーがすぐダメになる」などの記事が散見されていたので候補から除外していました。
今回試してみたかったのはXAMのスプロケットキャリア(PCY)使ったらISAのスプロケット付けられるんじゃ?
というものです。
購入したのはISAの[Y-6]の50丁
この型番[Y-6]はメーカーのページある対応車種表だと
FZ250 Phazer,FZR250,FZR400RR,FZR400RR SP,SDR200,SRX400,SRX600,ZEALのためのスプロケットですが、
XAMにある対応表だと同じ車種の型番とセロー250の型番が同じ(PCY装着前提)なのである程度PCYを利用可能なのは確信がありました。
(くわしくはXAMとISAのHPを見てみてください)
XAMのA3206-50Tと重ねてみると内径はピッタリ
少しXAMのと比較
裏面
コレがXAMのスプロケットキャリア(PCY)
取りつけ
XAMのスプロケとPCYを組み合わせるとスッっと入りまして、組み合わせたまま互いにずらせるくらいだったのですが
ISAとPCYの組み合わせはギチギチのギリギリです、少し傾けるとなかなか入りません、組み合わせてしまったらほぼずれない感じ
精度の違い?どっちが精度が高いとかはこれではわかりませんが・・
たぶん動いてもらっても困るしキツイくらいがでもいいのかなとは思います。
良い感じに合体しました
純正スプロケとの高さ比較、ほぼ変わらないかな?
でも気づいたことがひとつ
手で装着しただけでは少しだけ隙間ができています
これはPCYの取りつけ部の根元付近が少しだけ丸くなっていることとスプロケの内側の角の違いによるもので
XAMのスプロケットだとスプロケ側の角が丸いので干渉せず隙間はありません。
ISAの場合角が立ってるのでのでそれに引っかかって隙間を生むようです。
でもボルトで軽く締めたら問題なく密着しました。これなら問題無しかな?
グラインダーなどがあれば少し削っても良さそうですが、無いのでそのままいきます。
こんな感じに
どうもスタッドボルトの強度と規定トルク33Nmがギリギリの関係ようでして
ボルトにグリスなんか塗ってあると規定トルクではなめてしまいそうな感じです。
今回はトルクレンチのクリックが来なくても抵抗やナットの周り具合で判断してそこまでとしました。
(6本中4本はクリックがでたのですが・・2本は危ないとこまで回りそうな感じに・・)
純正のワッシャーはダンパー部分の保護もかねているようで大きいのですがそのまま使用しました
小さい物に変更しても問題なさそうではあります。
その他スプロケットデータ
歯の部分の最大厚み
純正:6.9mm
XAM:7.5mm
ISA:7.2mm
重量
純正(48丁):1081g
XAM(50丁)+PCY:537g
ISA(50丁)+PCY:556g
ISAがXAMより重いのは肉抜きの微妙なところの差かなとは思います、両方超々ジェラルミンですし特段差はないようです。
結果的に無事装着可能でしたが、このISA+PCYの組み合わせは取り上げている記事が見つからなかったので少しドキドキしてました。
価格的にはお得感は少ないですがうわさに聞く耐久性を考慮したら少しお得?かもしれません
このスプロケの部分はセローだけでなくTRICKERとXT250Xも同じでしょうからYAMAHA仲間の方の参考になれば幸いです。
でもカスタムは自己責任でよろしくお願いします(´・ω・`)
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