Ko-Ken Z-EALのラチェットハンドルとソケット
ラチェットハンドルとソケット類のバージョンアップ!
ということで選んだのはKo-Ken(コーケン)のZ-EALシリーズ
・ラチェットハンドル(スタンダード)
・クイックスピンナー
・ソケット(8,10,12,13,14,17,19,22)
・エクステンションバー(125mm)
・ソケットレール(200mm)
メーカーを何にするか色々調べましたが、ソケットならやっぱりコーケンを試しておこうかと
その中で割と新しいZ-EALシリーズのコンセプトとか作りに惹かれましてソケット類も含めて一式いっちゃいました。
※ココで書いてる感想などは今まで使ってきたラチェットハンドルはSK11(藤原産業)の
ラチェットハンドル(歯数72山)との比較ですのであんまり参考にならないのはご容赦を
近所のホームセンターで1200円ほどで売ってたやつですが
いちおう人生で初めて買った真面目なラチェットハンドル、3年間がんばってくれました(´・ω・`)
では詳細など
◎Z-EALラチェットハンドル
使ってみた印象はまず前のSK11よりも重量が軽く感じるということ
実際にZ-EALのほうが50gほど軽いのですが、全長のが短くなっているのと、
ヘッド部が小型になっていること、あとは柄の部分の太さで重心位置が結構手元側に来てる感じ
余計に軽く感じます。
こういうのを重量バランスが良いというのかな? 使い安い!
そしてギア空転時の動きの軽さはSK11より軽い
特にZ-EALのほうが最初の空転し始めの瞬間の抵抗が少ない気がする
指で摘まんでユックリ回すと違いがわかり安い
空転時の音イメージ
SK11 =「キチチチチチチチ」
Z-EAL=「ココココココココ」
う~む・・・微妙に違う気がするが・・・こんな感じ
各部サイズ
・ヘッド厚み=13.8mmくらい
・横幅=27.8mmくらい
・首のこの辺りの厚み=10.9mmくらい
・Z-EALの17mmソケット装着時の高さ 35.5mm
以前のSK11のラチェットハンドルと比較すると
全長は短くなりますが随分薄く細くなります
このZ-EALラチェットは分解が可能なのですが分解するのには
「トルクスプラス」の「8IP」ってサイズが必要です。
※普通の「トルクス」とは違いますのでご注意を
せっかくなのでそのトルクスプラスとやらのソケットも買ってみたのがこんな感じ
※面接触のトルクスといった感じだけど作ってるメーカーは少ないらしい
なめないようにゆくーりと分解してみると
結構シンプル?「一体爪式」とかいう方式っぽい
SK11のラチェットと内部比較
Z-EALのほうが丈夫そうには見えるし噛み合いの歯数も多いが、
空転が軽いのはコーケンさんが「こだわった」のでしょうね~
◎Z-EAL6角ソケット
代表として17mmのソケットの写真をば
短くほんのり薄い作りなのが特徴、六角側も凹側も両方面接触形状なのは今ではどこでも標準なのかな?
ボールディンプル(凹部分の横の溝)が普通のと違って上下非対称になっていてラチェット側の鋼球が当たると
互いに引き寄せあう力が働いてガタツキを押さえてくれるらしい
あとラチェットをはめる凹側はクリアランスを狭くしてさらにガタツキを押さえてるのだそうな
ソケットのくびれ部分は抜き差しする時を考慮してのことらしいけど小さいソケットだと効果が少ないような気もする
SK11のものと比べるとやっぱしコンパクト
◎Z-EALクイックスピンナー
Z-EALラチェットに最適化したクイックスピンナーらしい、ボールディンプルもZ-EAL共通の形
高さのサイズは25mmほど
APのもの(高さ29.2mm)比較するとこんな感じ
Z-EALラチェットと合体時の高さは39.3mmくらい
Z-EALの17mmソケット装着時 高さ50mmくらい
回す部分は数ミリヘッドより大きいくらい、ヘッドの大きいほかのラチェットにつけた場合は使いにくいかも
飛びぬけて使い安いとかは無いですがコンパクトなのとボールディンプル形状と精度?でガタツキが少ないのが良い感じです。
◎Z-EALエクステンションバー(125mm)
ボールディンプルZ-EAL共通の形
◎Z-EALソケットレール
特に専用ということでは無いみたいだけどせっかくなので買ってみた
両サイド付近に磁石が仕込んであってなかなか強力に張りつきます。
あと底の部分に薄いスポンジが張ってあって傷防止してるみたい。
全体所感:
カタログの売り文句どおりに空転の軽さ、ラチェット自体の軽さ、ガタツキの少なさ、などなど
なかなか気持ち良い買ってよかったと思えるラチェットです。
個人的にはプッシュボタンロックが付いていたほうが抜き差しが楽な気がするのですが、今後でるのかな?
今のところ3/8″のみのバリエーションですが、バイクの日常メンテなら困ることは無いように思います。
ほかのメーカーのラチェットハンドルがどのようなモノか触る機会が無いので不明ですが
ホムセンからのバージョンアップにはなかなか正解のだったように思います。
最近のコメント