腕時計のガラス風防の傷消しに挑戦
Gショックのガラス面に傷をつけちゃいまして・・・
まぁこんなケガキ針を掃除に使ったのが原因なのですが
爪でこすって分かるくらいには深い傷です
こういう傷は時間を見るたびに気になるものでいずれは使わなくなってしまいます
昔のアルバの腕時計も傷がついてからお蔵入りになってます
修理に出すのもなんだかな~な時計なので自分で修復できないか挑戦してみました
準備したのはガラセリウムという研磨剤
これを電池式リューターでグイーンと研磨剤を飛び散らせながら数分・・・
予想してたけど消えません、微妙に角が取れた気はするもの傷が深すぎるようで
その深さを削り切るようなものでは無いようです
調べてみると耐水ペーパーで元の傷が分からないくらいに表面を削り番手を上げて仕上げにガラセリウムを使うのだとか
ということでまずは傷の入ったアルバの時計で練習
400番の耐水ペーパーに水をつけてひたすら削る・・・30分頑張って進みが遅すぎるので
220番でさらに20分・・ようやく元の傷はわからなくなったけどヤスリの傷でもっとひどくなった・・・
220番の使用は悪手であった・・・
400番で220番の傷消し削り・・・1時間くらいかな・・
さらに600番で1時間くらい・・・
1000番で30分くらい・・・曇りが少し晴れたらデカいヤスリ傷がいっぱい残ってた・・・
このあたりで心が折れて指も折れそう
最後にガラセリウムの効果確認だけでもと中心から3時の方向だけに集中してガラセリウムとルーターを15分ほど当ててみました
曇りがさらに晴れて確かに効果はありそうです
手作業でガラス削りをしてみた結果、
・耐水ペーパーでサファイアガラスではない腕時計のガラスは削れる事はわかった(400番より粗いものは使わない)
・耐水ペーパーは角材に巻きつけて角を使うなどより力が集中させガッガッっと削るような工夫も必要そう
指やスポンジで押さえるとどうにも時間がかかり過ぎる
・もっとマシな結果を望むなら道具が足りない、しっかりした電動リューターとダイヤモンド系の磨くアタッチメントが欲しい
・道具を揃えると軽く修理代を超えそう・・
・深い傷をその部分だけ削っても歪みが出そうなので全面削る必要あり?綺麗にできる気がしない
・ガラセリウムは微細な傷は綺麗にできそう(これもそれなりに強く押し付けつつ磨かないと効果分かりにくい)
結果としては途中で諦めて経験値だけゲットですかね
Gショックのほうでさらに施工する気力はもう尽きました・・・
本気で修復するなら長い時間と根気と道具が必要そうですが普通に交換修理に出したほうが安くキレイになりそうです
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