Gショックのナイロンベルト化
Gショックを買いましたが「なにか一手間かけたいな」ということでナイロンのベルトに交換する事を画策
何も加工せず1本通しのナイロンベルトを付けようとするとバネ棒部分の幅(ラグ幅)は16mmしかないので
細いベルトしかつきませんが先環カバーなるアダプターがありコレをつけると幅の広いベルトが付けられます
一応5700シリーズは適用対象外ではあるのだけど取り付け部分は対象の5600シリーズと同じだろうし大丈夫だろう~
ということで先環カバーを準備
Gショックは時々ナイロンバンド仕様が出てるようでそれと似たもの、もしくは純正品?っぽい
(DW-5600BBN-1JFとか)
ナイロンベルトは先環カバー売ってる店のお勧めにあったものを一緒に購入
HDT DESIGN ZULU バリスティックナイロンバンド スタンダード2リング 24mm ブラック
単純に1本通すタイプで厚みがありちょっとゴツイ
「ZULU」とはなんだろう?NATOタイプと違いは~と調べてみると
・「NATOタイプ」=リングが四角形(ベルト厚が薄いものが多い?)
・「ZULUタイプ」=リングが楕円形(ベルト厚が厚いものが多い?)
・補助ストラップがついてるかどうかは関係無し
明確な定義は見つからなかった
取り付けですが、バネ棒外しがいります
先が二股になっててバネ棒を引っかけられるようになってる工具
これがないと先環カバーがピッタリに作ってあるわけではないようで小さいマイナスドライバーだと
結構苦しい、純正から純正への交換だけならでもいけそうなのですが
純正のベルトは苦も無く取り外し
で、苦労はここから
時計本体の穴にバネ棒の片方が入ってくれません
純正のベルトと比較すると微妙に厚さというかどこかが違うようで素の状態では位置がずれるっぽい
型が適用外だから?とも思いましたが商品コメントには時間がかかったという話が多いし
コツってやつが掴めさえすれば・・・と、合計で2時間半ほど試行錯誤
本体側を削ってしまおうか、先環カバーを削ろうかと思いつつその度考えなおし頑張ってみると
最終的に以下の方法で取付できました
(注:乱暴な方法なので最終手段として自己責任で)
1:本体にプロテクターを外す(要:小さい+ドライバー)
2:90度傾けて先環カバーを取り付け
この角度だとすんなりバネ棒がハマってくれた
3:指で先環カバーをつまんでゴキュと無理やり正位置にする(結構ドキドキする)
先環カバーの素材の都合で加工精度にムラがあるのか、Gショックの型番の違いなのか?
すんなり装着できる人もいるようなのでそこは運次第でしょうか
バネ棒にちょっと無理がかかってるだろうな~とは感じますがこんな感じに
幅の大きいベルトでなかなか良い感じになってくれた気がする
1本通しのベルトですが厚みがあるので多少ブラブラしてもベルトから時計本体は抜けお落ちそうに無いです
別の時計用に買った補助ベルトがあるタイプを試すといちおう装着可能(丁度良いかどうかは補助ベルトの長さ次第)
ですが24mm幅のものがなさそうなので幅側に遊びが出ると思います。
取り付けたのはいいものの、バネ棒に負荷がかかった状態がやっぱり気になる・・・
よくよく考えると「バネ棒を細いものに変えたら楽だったんじゃ」と気付いて径の小さいバネ棒をお取り寄せ
径1.5mm 長さ16mmのバネ棒です
純正のバネ棒と比較するとこんな感じ
純正のバネ棒を測って見ると2mm
2mm径は結構太いようでこのあたりもGショックの頑丈への工夫なのかな?
比べてみると0.5mm違いだけど結構な差がある
取り付けてみるとあの苦労はなんだったのか・・・というくらいすんなりハマってくれました
今回は1.5mm径のバネ棒でしたが1.8㎜径のバネ棒でも良かったかもしれません
すんなりとはいかないまでも純正の2mm径よりは取り付けが楽になるはず
先環カバーの取り付けをする際には細めのバネ棒も準備しておく事をおすすめします。
交換後の使い心地ですが
・長く付けていてムズムズとしてベルト位置をずらすってのが少なくなった気がする
・ベルト幅が広く厚いので丈夫というか締め付けが強いというか遊びが少ない感じ、しばらくつけてれば馴染むかな?
・ナイロンの縫い目や美錠付近の淵の焼いてあるところがちょっと擦れる感じだったので炙って丸めたり揉んだりで解消
・先環カバー部分や美錠部分が純正ベルトよりちょっと出っ張るようになるのでシャツなどの袖に引っ掛かりやすくなる
・見た目は満足(重要)
実用面でみると利点が少ないですが・・・見た目が良ければすべて良し!
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