セロー250のシートをアンコ盛してみる その1
ちょっと遠くにある林道を目指すとどうしても長いこと走る必要があり、そうするとお尻の痛みが・・・
メタボな自分は軽い人よりいっそうの負担がかかるわけでして
本当は純正オプションのツーリングシートを入れたいところですがこれがまた高い
足つきが悪くなる点を除けば他の方のインプレ記事ではほぼ好評価なのですがね・・・
ゲルザブはなんとなく姿が気に入らないのと「微妙」な声が多いので却下
いままでシートの下にスポンジ張ったりしてちょこっと尻痛対策はしてきましたが効果があるとは言い難いものでした。
自転車用のパッド入りパンツを導入してからはかなり楽になりましたがさらなる快適航続距離を稼ぐべくセロー250のシートをアンコ盛をしてみました。
使用した素材は高反発ウレタンです。
DIY店をハシゴしてようやく見つけた素材でして、クッションコーナーで
ヌードクッション(クッションの中身だけ)として売られてました。
今のシートと同じような固さで探すとこれしか該当しませんでしたので他に選択肢無し
低反発ウレタンだと柔らかすぎ、ゴムスポンジだと堅すぎなので。
あとタッカーと柔らかいスポンジ
作業開始
シートのタッカー位置などを大雑把に記録して
ガシガシ針を抜いていきます
こんなにいっぱい
中身はこんな感じ、ジックリみるのは始めてなので記録
まずシートの上に乗せて
大雑把にカッターでカット
さらにカット
今回のこの高反発ウレタンは色々なスポンジの複合体です。
固さがまばら強度もバラバラヤスリなど細かい削りをしようとしても引っかかったり裂けそうになったりでうまくいきません・・・
加工はカッターの大と小、ハサミ、指で毟り取る などで成型していきました。
最終的にこのくらいの厚みと形になりました。2cm厚くらいかな?
分かりにくいですがシート中央のとこに穴あき座布団の効果をねらって溝が掘ってあります。
なんだかどこかの微生物みたい・・・
形を整え終わったらシートに接着剤でくっつけてゴム紐で縛って乾くまで放置
段差が後ろにできたので埋めるべく柔らかいスポンジをカットして貼り付けして
細かいとをさらにカッターなどで調整
シートを被せて
クリップで止めて>ちょいひっぱって>クリップ止めなおし>ちょいひっぱって>クリップ止めなおし・・・
で張りをつけてタッカーでバシバシ止めます
使用したタッカーの針はMAXのNo.3-3M(幅11.5mm 針足6mm)
この針足が長いと安いタッカーでは刺さりきれなくなってしまうので注意です。
使用した針は大きめのホッチキスの針らしく文房具コーナーにありました。(タッカーコーナーで見つからなかった)
完成形
これ以上ウレタンを平らに加工できなかったので凸凹がそのまま浮き上がってますしシワもすこし
またがってみるとすこし高くなってる感じ、でも足つきは悪くなってない様子で形としては合ってたみたい
だけど凸凹を尻に感じるような・・・う~ん素材を変えないとこれ以上の加工精度は難しい・・・
500kmほどのロングツーリングで乗ってみた結果ですが・・・
・膝の曲がりは楽になった
・最初は良い感じ?と感じたのもつかの間いつもの限界域付近でやっぱり痛い
痛い部分は変化したがノーマルの比べてもどっちもどっちな状態(あるいみ更に悪い)
・さらに距離を伸ばすとスポンジがモザイクになっているのが効いて来て局所的に痛みが・・
・後ろの段差埋め用に張ったスポンジシートの部分のほうが乗り心地が良かった・・・
結果としましては、ほとんど効果なしorちょっぴりマイナス
高反発ウレタンはシートに使うには少し固いみたいでモザイク状になった素材は更に向いていない様子
あと少し丸みをつけた形状が仇となって圧迫点を集中してしまった。
現状だとちょっと使用に耐えないのでやり直しです・・・
1cm厚の柔らかいスポンジシートを張ったところがなかなか具合が良かった(相対的にそう感じただけかも)
ので今度は上面にそのシートを普通に切って張ってみようかと思います。
これは早急にしないとかなぁ・・
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