CITY-Xのハンドル交換 NITTOのプロムナードバーB602AAとピアノタッチシフトレバーSL-3S90
CITY-Xの楽チンなカタチを求めてちょいちょいハンドルを変えたりステムを変えようとして失敗してますが
色々調べていくと最終的にはママチャリのハンドルのようなU字に曲がったタイプのハンドルに変える方が多い様子です。
よくよく考えればそれはそうか・・・
ではさっそく、と準備したのはNITTOのプロムナードバーB602AA
「プロムナード」というのがフランス語で「散歩」などの意味らしい
幅がコンパクトなのと日本製というところ、あとよくネットで見かける製品なのでコレに
※後述しますがグリップ部分のストレート長がグリップシフター(レボシフト)に対応するほど長くないです
今付けてるグリップがエルゴンのGP-2ですが牛角付きでそのままでは危なそうなので新しいグリップを準備
ノグチのNGS-005(ロング/ハーフ)
※これも最終的に ロング / ロング 仕様のハンドルになった為ふさわしくなかった
エルゴンのGP-2と並べてみる
プロムナードバーB602AAを車体に合わせてみると一文字のライズバーと比較しても大幅にアップして手前にグリップ位置が来ますので期待大
純正とZOOMのAL-153とNITTOのB602AAの差はこれくらい(AL-153は端を5mmずつカット)
ひとまずササっとレバー類を外して装着し左のグリップまで、ま~ここまでは問題無し
問題が出たのが右のシフターを付けてみたところ
グリップシフト対応のロング/ハーフサイズのグリップですがB602AAのストレート部分ががグリップ+ブレーキレバーだけの長さでピッタリになるように作られているようでグリップがきちんとハマり切れません
頑張ればカーブ部分ぐらいまではブレーキレバーを押し込めますがそれだとレバー傾きが変わって引きしろが狭くなってしまいます。(それでも1cmくらい足りない)
ノグチのグリップはエルゴンのGP-2と比べても長さに問題は無かったので普通の寸法かと思いますのでB602AAがグリップシフトをそのまま使うにはが向いて構造みたいです
ノグチのグリップは奥側に固定ボルトがあるのでカットすることも考えましたが・・・どうみても短くなりすぎシフトの所をずっと握る感じになってしまいます
とりあえず全部おさまらないけどいったんそのままグリップを固定でとりあえず対処
でもやっぱりキッチリとしたいので、急いで注文して固定位置がレボシフトと違うピアノタッチのシフトレバーに交換して対応することにしました
シマノのレボシフト(SL-3S43)からピアノタッチシフト(SL-3S90)に交換です
このSL-3S90、中身はメカメカしいのに外見がなんだか安っぽいのがちょっと気になりますが・・・それはしょうがない
シフトワイヤーは固定位置はさほど大きく変わらないだろうとそのまま流用です
ちなみにCITY-Xの純正のシフトワイヤー長は1520mm ワイヤーに書いてあった(シマノの3S用シフトワイヤーと思われる)
シフトレバーの交換ですが
シマノの製品ページに取扱説明書のPDFがあるのでそれを参考にして作業
まず後輪の所のベルクランクの所のワイヤーの先の玉を外してシフトワイヤーを緩むようにしておきます
それからハンドルからグリップシフト(SL-3S43)を取り外して裏側の小さいネジ2個を取り外し蓋を開けます
そうするとシフトワイヤーのタイコを引っかけているところが見えますので取り外します
外したタイコはピアノタッチシフトをあらかじめ「1」にセットしておいて裏側の奥にある引っかける部分に差し込みセット
SL-3S90側は蓋を外すことなく裏側から差し込んでタイコを引っかける部分にセットできます、カバーを取り外す必要はありません。
タイコ付近にはグリスを多めに塗っておきました。
あとは灰色のワイヤー出口の部分をグリっとネジって外れないようにします
ハンドルの取り付けのステーの部分は最初真っ直ぐなのでハンドルに合わせてから力任せにある程度曲げてからネジで締めあげこんな感じに
左右のブレーキレバー位置を同じにするとシフトレバーがハンドルのカーブ部分に少しかかりますが特に問題はなさそう
ベルクランクの調整
シフトを2速にしたときにプッシュロッドにある細い赤い線が丁度隠れるようにアジャストナットを調整します
グリップシフトと少しは差ができるようでここは調整必須です
固定位置がずれてシフトワイヤーが少し長くなってしまうので束ねてるクリップの場所やワイヤーを通す場所を変えてやんわりと曲がるように調整、さすがに3S用のシフトワイヤーは共通なようで問題なく調整できました
こんな見た目に
新しいグリップはこのシフターの交換がうまくいったらと思ってたのでノグチののNGS-005(ロング/ハーフ)のままです
シフト操作はまだどっちが上げ下げだっけ?と迷いますが、シフトの重さは思ってたより軽いです
と、いうことで無事に満足いくハンドル交換完了(グリップはまだそのままだけど)
さすがにこの形状ですので体が随分垂直に近くなりさらに楽な体制になりました
荷重が腕から抜けたせいかハンドルが長くなったせいか手の痛みも軽減したような気がします
ロング/ロングのグリップが使えるようになったのも利点でしょうか
あとは徐々にハンドル微調整を詰めていくとします
少し走って微調整しましてちょっとメモ
・ハンドルをしっかり握った状態でほんの少し前傾になるくらいの位置が楽、上体が垂直すぎると安定せず逆に疲れる
・ハンドルの先端部分を下げて地面とグリップに傾きを少し作ること、
グリップが地面と平行だとブレーキ時に体を支えずらい
・ハンドルを切る角度が大きいと腿にぶつかるタイミングができてしまう場合もあるけどそこは慣れで回避
信地旋回っぽい事をしないかぎり普通の運転ではぶつからない
良い感じに乗り心地は変わったけど改めて見ると一気にママチャリっぽくなってしまったような
カゴが大きすぎるかなぁ・・・便利ではあるのだけど
あとはロング/ロングのグリップ交換とスイッチがちょっと遠いのでアクセサリーバーでもつけて移設しようかなと構想中
追記
段数を表す 凸 マークが見にくいのでタミヤのペイントマーカーでちょっと色付け
これだけでも随分見やすくなりました
※シフトレバーはカバーだけ売ってる場合もあるので間違えないように注意
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