シマノのパワーモジュレーターについてのメモ
CITY-Xには前輪ブレーキワイヤーの途中にパワーモジュレーターというものがついてます
ブレーキレバーを握り込むと途中からカチッと音がしてこの部分の中のブレーキワイヤーを引く力を逃がしてる感じのパーツ
CITY-Xに標準で付いていたモノの型番はシマノSM-PM60
これを無くしたり他のに交換したらどうなるのかな~とちょっと調べてみましたのでメモをば
アンチロックブレーキシステムみたいなモノと思ってましたがシマノのHPによると
「パワーモジュレーターは、ある一定範囲のブレーキ力に対して、ブレーキレバーの引き量を増やすことにより、ブレーキのコントロールをしやすい状態にする装置です。」
「スプリングのストロークによって制動力を常にコントロールしやすい範囲に保つ装置」
とのこと
強く効いてしまいがちなVブレーキに付ける為のモノのようす
結果的にABSと似た動作はしますがそれは路面の状態や引く量に左右されるもの
パワーモジュレーターで許容できるワイヤーの引き量に限度はありますしロックさせようと思えば路面の状態によってはロックしちゃうので確かに絶対ロックさせないABSとは違います
シマノのHPでの解説より諸元など
パワーモジュレーターの型番による適正
SM-PM40 : V-BRAKE用(MTB)
SM-PM50 : メカニカル・ディスクブレーキ用(街乗り)
SM-PM60 : V-BRAKE用(街乗り)
SM-PM70 : V-BRAKE用(クロスバイク)
それぞれのストローク量
SM-PM40 : 7mm
SM-PM50 : 6mm
SM-PM60 : 12mm
SM-PM70 : 7mm
MTB用の SM-PM50はストロークが短いのはなんでだろうか?わざとロックさせるような状況が多いのかな?
効き方の図引用
引用
シマノのHP:POWER MODULATOR Unit
https://bike.shimano.com/ja-JP/technologies/component/details/power-modulator-unit.html
SM-PM60パワーモジュレーター 取り付け説明書
https://si.shimano.com/pdfs/si/SI-PM60A-000-JPN.pdf
ひとまず調べた結果、パワーモジュレーターが動き出してからも制動力は上がり続けるようだしパニックブレーキで前転とかしたくないし・・・これはいじらないほうがよかろうという結果になりました。
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