セローに下駄を履かせてみる
自分のセローのタイヤは現在のところ前後共にIRCのツーリスト
ツーリストは純正タイヤよりちょっと外径が大きいです、よって駐車時に純正より傾いてます。
特に倒れ込むこともなく許容範囲なので対処しませんでしたが、
でも家で駐車する時はなんとなく気になって木の板のを轢いたりします。
この前、たっつんさんのトコのハイアップリンクプレートについての記事を見て
「もし自分のセローにハイアップリンクプレートを付けたら傾きが危ないんじゃ・・・」
と妄想してるうちにやる気が出てきたので傾き対策をしてみました。
(ハイアップリンクプレート買ったわけではないのですけど)
セローよりも背の高いWR250Rのサイドスタンドに交換したらどうかな~とも考えましたが
調べてみるとどうもセローよりサイドスタンドが短い「らしい」
ちなみにセローのサイドスタンド長は34cmくらい(先端から末端まで)WR250Rは32cmくらいらしい
ボルト径も合うか不明だし取り付けできるかも怪しいので素直に下駄を履かせる方向に
世間では
「バイクに下駄を履かせる」=サイドスタンドの延長、もしくは接地面積アップ
ということらしい
この「下駄」製品としていくつかでてます、主にBMW用です
呼び名も色々
・ゲタ
・スタンドハイトブラケット
・サイドスタンドトーラー
・サイドスタンドパッカー
・サイドスタンドエクステンション
・サイドスタンドサポート
などなど、色々探しましたけどセロー用なんて存在しませんでしたし流用できそうなのも無い
あと溶接の店に出すとキレイに延長できるようですが元に戻せるようにはしておきたいのでやっぱり自作です。
選んだ素材はホームセンターにあったアルミの丸棒(径50mm,厚み10mm,重さ53g)
選定条件の
・サイドスタンドターンに耐えられる簡単に割れないモノ
(あまり良くないのだけど、どうしようもなく狭い場所に入り込んでしまった時はやっちゃうので)
・重くなって振動でサイドスタンド下がったら困るのでなるべく軽いモノ
で選ぶと最終的にアルミが残りました、サイズも丁度良かったし~
まずサイドスタンドの下にアルミ材敷いて位置決め
穴開けても良さそうな少し広いトコにポンチで印を付けて(3箇所にしときました)
アルミ材のほうは貫通させないように気をつけつつドリルでそのまんまグリグリグリ~っと諸共に穴を開けまして
(穴径は4mmにしときました)
印の付いたアルミ材は別途キレイに穴あけ
普通のステンレスボルトで固定、4mm径のボルト使ってます
ナットのほうはゆるみ止めナット使用
こんな感じ
まぁ良いんじゃない?っと思いきや
駐車場のコンクリをガリガリと元気良く削っていくステンボルト君・・・
どうやら後ろのボルト頭一点で支えてしまってる状態になってるみたい
こりゃまずいかなと頭が丸いステンボルトに交換(強度面からステンレスボルト以外は考えてません)
でも結果あまり変わらない&六角穴が潰れそうなので
大きめのドリル歯で「ざぐり」を入れてテーパー状の六角穴ボルトを使いました
後ろだけしてたら今度は前側のボルトが地面をカジリはじめたので結局3箇所とも同様に加工
ツルツル平坦だとなんとなく不安だったのでドリルで適当に凸凹加工追加し完成
あと前側ボルトの出っ張りが足の裏に引っかかる感じがしたので丸い頭のキャップナットを装着
(内側のボルトが長いのは丁度良い長さのボルトがなかったので)
変化は微妙~だけど純正の傾きを忘れてしまったのでこれで良しとしときます。
大型車ほど苦労はしてないのですが駐車→発進の時「よいしょ」っと車体を立てる時ちょっぴり楽になりました。
※最近はZETAからセロー用に長さの調整が効く鍛造アルミキックスタンドが出たのでそっちのほうがよいかも?
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