セロー250にTZR250Rのタンデムステップを装着
セロー250のタンデムステップはこの前取り払って簡易のステーを付けてましたが
流用できそうな他車種のタンデムステップが見つかったのでさっそく入手してみました。
中古ですがTZR250Rのタンデムステップです。
ネットでトリッカーにコレを付けてる写真を見つけましてなかなか良さそうだったのでマネしてみます。
材質はペグの基部以外はアルミ製で重量も257g(純正は405g)
それとこの形状、これでセロー250のタンデムステップの問題点2個
・ちょっと重い
・スタンディングで腰を引くとタンデムステップにブーツがぶつかる
が多少は解消できるのでは~と
装着ですがTZR250Rのタンデムステップはアームは左右逆にしてペグはそのままって感じで
入れ替えて装着する事になります
仮付けしてもマフラーにギリギリ接触する事無く大丈夫そう
さすがに安かったので赤錆白錆でザラザラですので取り付け前に錆落としを
まず分解、ここの穴は10mmですので他の汎用品?も取り付けはできそう
クレビスとカラーは安かったので純正部品を注文
ステップの所はロック用?としてスプリングとボールが埋まってるので無くさないように(分けて注文できない)
最初は真鍮ブラシとかピカールで磨くぞー っと準備してたのですが・・・10分で力尽きました・・・
ここはひとつ化学の力に頼ろう・・・ってことでKUREのラストリムーバー購入
希釈すれば非鉄金属もOKとあったのでアルミの白さびもいいのかなと
基部の部分はジャムの瓶にいれてそのまま漬け込み
ブクブクあわ立ってきます、とても臭いので・・・換気は十分注意(硫黄っぽい感じ)
アルミのパーツは2倍に水で薄めて別に漬け込み、ちょっと泡がいっぱい・・・大丈夫かコレ・・・と心配になるくらい
鉄パーツは泡が収まったら引き上げてお湯で洗浄
赤い錆っぽいものはどうやら変化したあとの残りカス?のようなもので真鍮ブラシで磨いたら落ちました。
あとは錆止めペイントで黒く塗っておきます
ナットのほうも錆落とし
この基部のネジピッチがホームセンターにあるものと違うようなので無くしちゃ面倒
アルミのほうはなんだか泡が一向に収まらないのでアルミ自体とずっと反応するものなのかな?
ほどほどにチェックして適当なところで引き上げ(合計30分くらい漬け込み)
ザラザラは無くなった感じ、ピカールでほどほどに磨いておきます
ラストリムーバーの廃液の処分ですが・・・ラベルには「市町村のルールに従ってください」と・・・わかりにくい
ひとまず処分方法が判然としなかったのでゴミをフィルターかけて取り除き保管再利用の方向で
※AZのリン酸の錆落としの注意書きには水で十分に薄めて捨ててとあるので同じ方法で捨てても良さそうではある
錆取り終了後に組上げ
逆付けすると固定用のボールの穴が逆にくるので新たな穴をドリルであけて調整してこんな感じに
カチッとした固定感は薄いけどブンブン振り回しても勝手には動かなかったので良いのかなと
(ピン止めでなくワッシャーで隙間調整して6mmのボルトで締めあげても良さそう)
そして装着するとこんな感じ
純正よりもちょっと上側になるしちょっとステップ基部の出っ張りが多少凶悪ですが
これは後でなにかカバーでもつけてあげようかと思います。
ちなみにこのTZR250Rのタンデムステップは純正パーツの注文だと片側のアルミアームの部分が
もう販売停止になっているので片方は中古でしか手に入らないかと思われます
あと装着時はTZR250Rとは左右入れ替えになるので御注意を
入手経路に難があるもののタンデムステップは付けておきつつも軽量化したい時などにいかがでしょう
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