バーコのモンキーレンチ 8071C

工具紹介

バーコ(BAHCO)のモンキーレンチ 8071Cです


バーコのスタンダードモンキーエルゴ80シリーズはブラック仕上げとクローム仕上げがあって
これはクローム仕上げのほうでブラック仕上げより錆に強いのだとか
長モノ工具納めてる場所がちょっと浸水するもので少しでも錆に強いものを・・・ということで車載用で買い増しです。
錆させたTOPのハイパーレンチもお気に入りなのですがこれにはクロムバージョンが無くて・・・
バーコ(BAHCO)のモンキーレンチといえばバイク雑誌の車載工具特集なんかで良く出てきてており
知る人も多いと思いますが、アゴのガタつきの無さはなかなかのもので使っている人が多のも納得な品
精度以外でもウォームを回しやすくする為に溝を作ってあったり、手が痛くないように柄に厚みがあったり
でもウォームの油を切らした状態でボルトに挟んで締めこむと固く締まりすぎて緩めるのに一苦労な事もあったり・・・
まぁ・・緩むよりはるかに良いからいいですけど
バーコに限らずある程度良い値段するモンキーだとコピー用紙にぶら下がるってのはあたりまえなので

「引っ張ると紙が千切れる」くらいがちょうど良いかと

既にもってる同じくらいのサイズのTOP工業のモンキーと比較すると
パッと見た目では頭の大きさ、角度、あと柄の部分の形状に差があります

頭がコンパクトなのは対応ボルトのサイズの上限が下がりますがちょっと狭いとこに入りやすいという利点もあります
柄の幅が広いのも力を掛けやすい利点がありますが収納時にかさばりやすくなる
どちらを選ぶかは趣味しだい
その他のバーコのモンキー達

クローム仕上げとブラック仕上げの差

両方ザラザラしてて色もピカピカでもなく落ち着いた色合い
本当に錆に対する差があるか謎ですが・・・迷ったらクローム仕上げのほうでいいかも
モンキーレンチは汎用でお気軽な工具と見られ「なめやすい」として整備ではお勧めされない工具ですが
精度の高いものをまじめに使うとそうでもありません
普通にアゴに遊びがある固定のオープンスパナのほうがなめやすいです
モンキーレンチは「メンドクサイ工具」です
モンキーレンチの作業工程は以下のように5工程
①ボルトに合わせて
②ウォームを回してアゴを調整&締めこみ
③回す
④ウォームを回して緩めてボルトから外す
⑤そして①にもどる
コレがソケットレンチとかだと3工程
①ボルトに合わせて
②回す
③そして①にもどる
精度の高いモンキーだといったんシッカリとアゴを締めこむと引っ張ったくらいではボルトから外れませんので
締める緩めるの余分な工程があり「メンドクサイ」です
これをサボろうと緩くアゴを締めてると遊びがオープンスパナ並みになってしまい「なめやすい工具」になってしまします
モンキーを使用の際には「急がず確実に」を心がけるようにご注意を

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Posted by カイトス