CITY-Xのタイヤ交換 IRCの足楽 WO20×1 3/4
より快適に走るためにIRCの足楽タイヤに交換してみました。
タイヤを太いモノに変えて段差などの衝撃を緩和することが狙いです
元々CITY-Xに純正で付いていたタイヤはチェンシンタイヤ(CST) 20×1 3/8 (ETRTO規格:37-451)
ブリジストンのロゴがスタンプされているのでOEM品という意味なのだろうか
これをIRCの足楽 WO20×1 3/4 ETRTO規格:(47-451)に交換です
肉厚チューブとセットになっていてタイヤにはまった状態で届きました。
交換前から明らかに太い
さっそく作業開始
交換スタンドが欲しい所ですがそんなに頻繁にやる作業でもないので作業場の駐車場にある単管パイプの棚にパイプを追加しセローの頃にそろえたロープと滑車を使って簡易クレーンを設置シートポストやハンドルにロープを引っかけて吊るして作業しました
まず前輪の交換
なぜか14mmの前輪アクスルナット(後輪は15mm)を手で外れるくらいに緩めます
スピードセンサーがつながっているのでコネクターを外しておきます、カバーは結束バンドで固定されているのでカットして外しました
次にタイヤがブレーキに引っ掛かって外れないのでブレーキワイヤーを緩めて広げ取り外し
セロー時代に作ったタイヤ交換井桁に載せて作業
素手で外せそうだけど外れないビードをPanasonicの樹脂製タイヤレバーで外します。
バイク用のレバーはいくつも持ってるけどあれでやるとリムが変形したり傷がつくそうで樹脂製がお勧めらしいです。
7cm感覚くらいで3本タイヤとリムの隙間にビードが引っ掛かるように刺したあとにクイックイックイッとレバーを倒すと簡単に外れました。
このあたりのコツはセローのタイヤ交換と共通ですな
改めて比べると幅が太いのは当然ながら直径も少し大きいかも
チューブも交換なのでリムバンドも一緒に交換~と買っておいたポリライト15mm
買っておいたもののこれがまた綺麗にリムの溝におさまらない・・・
ポリライトは柔軟性が低いらしくどうにも偏る
どうやらCITY-Xの適正リムバンドの幅は12mmらしい
そして元のリムバンドはなんだかバルブのところがちぎれそうで再利用しにくい
ということで貼るタイプのリムテープを購入
(12mm幅のゴムバンドや樹脂バンドって販売されてないみたい?ネットでも見つけられなかった)
とりあえず厚い分には良かろうとリムにテープ1巻き全部使用(5重巻きくらいになった)
カッターでバルブの穴をあけてタイヤはめ込んでチューブ入れ
足楽タイヤは回転方向指定がありますので注意(タイヤにマークがあります)
タイヤのビード入れで最後のほうが苦戦しがちですがこれもビードキーパーがあると楽
(写真の青いのはMotion Pro ビード バディ T-6 トレイル)
はめこみ完了
チェックしてたらチューブのバルブの所が固いのでビードが入りきれず浮いてしまってる部分あり
バルブを押し込みつつグリグリとビード入れ
それから3回くらい空気を入れて~抜いて~を繰り返しチューブの偏りを取り米式バルブアダプターを移植
しばらく放置してパンクしてないか確認後に取り付け
足楽の空気圧は3kgf/㎠になります
フレームへの取り付けですがアクスルナットは締めすぎると軸のボールベアリングを押してしまって回転が渋くなってしまうのでタイヤをカラ回ししつつ適度な締め付けをする必要あり
泥除けとの隙間が狭くなった気がする
続いて後輪
ギアを1速にしてからカバーを外し
アクスルを緩めて両立スタンドやらキャリアを取り外し
ブレーキワイヤーを外してブレーキ本体を固定している部分も外し~
ワイヤーの末端のキャップが邪魔で外せなかったのでカットしてしまったけど本当は潰し戻して引っ張ればキャップは取れるモノらしい・・・
チェーンをスプロケから外しておきつつフレームから取り外し
あとは前輪と同じくタイヤとリムバンドとチューブ交換
フレームへの再取り付けでいくつか注意点
ブレーキ部分にあるロックナットらしきものがあるので取り付け時に少し緩めておくと引っ掛からずにスムーズ
取り付け後にほんの少し軽く締めるだけでよさそう
チェーンが取り付けにくい時はモーター付近にあるチェーンテンショナーのスプリングをあらかじめ外しておくとよい
左右の調整ネジは後ろからタイヤの傾きをみつつ調整
取り付け後はチェーンテンショナーの位置が正位置かチェック
切ってしまったワイヤーの先端は買ってきたアルミキャップを装着、ラジオペンチなどで潰して固定
あと両立スタンドを使用している場合はタイヤがわずかに大きくなったせいでスタンドを立てた状態では擦りやすくなりますので両立スタンドの固定位置は一番後ろになるようにしたほうが良いです
完成
所感:
・タイヤが太くなったことによる衝撃吸収効果はかなり効果アリ
擬音でいうと「ドッ」→「ぼん」みたいな
手とお尻のダメージが浅くなった
・太さのせいか車道走ってて途中で歩道にあがる時、もしくはその逆の安心感アップ
・直径がわずかに大きくなったので1漕ぎで進む距離もわずかに増えていると
思うのだけど各段の違いは感じない(多少はタイヤが体重で潰れて大きな違いになってない?)
タイヤは肉厚チューブと合わせて重くなってるはずなので
スポーツ志向だと性能が落ちることになるとは思いますが
小径&電動アシストなのでそのあたりも気にすることも無く快適
タイヤ交換はやっぱり違いがわかりやすいですな
めんどくささはあるものの交換して良かったと思えました。
最近のコメント