トリッカーのリンクプレート
リアサスの調整について色々調べているとトリッカーにセロー250のリンクプレートをつけて
シート高を下げている記事を発見、部品検索をしてみると品番がどうも違うらしく長さが違うもよう
更に調べていくとどうやら長さが違うのは確実な様子で既に交換している方もいる様子
以前からハイアップリンクプレートの事は気になっていたのと
現状プリロードを強くして固めの設定なのですが、どうもシートからの衝撃というか突き上げ感があり
少しやわらかくできないかと思い始めていた所でして(緩い凸凹、舗装路で突き上げ感が強く感じる)
セロー250にトリッカーのリンクプレート装着を部品も安いし試してみる事にしました。
調整方針としましては
・リンクプレートを短いモノに変えて、見かけ上スプリングを少し硬い状態にする
・リンクプレートでサスを硬くした分プリロードを下げて、動き出しを軽やかに?
「プリロードを強くする」=サスが動き始める荷重が高くなる
「スプリングを硬くする(見かけ上)」=一定量縮む為の荷重が高くなる
のはず?なのでリアサスの硬さ具合を維持しつつも動き始めの部分が早くなっていい感じになるんじゃないかなぁと
これがトリッカーのリンクプレート 品番:5XT-2217F-01
見た感じは刻印してある「5XT」の文字しか違いがわからない
早速交換作業で横着してタイヤつけたまま交換しようとしましたが・・・
妙な姿勢になる&力が入らない&手が届かない→全然ボルトが緩まない っとなり
しばらくがんばってみましたが結局タイヤ外して作業しました
セローのやつを外してみて比較するとこんな感じ
片方にボルトを通して比較するとトリッカー用のものが2mmくらい?確かに短い
ついでにグリスも補充しつつ交換完了
リアアームの位置比較
交換前
交換後
8mmくらい下がった、多分この分がハイアップ量?
タイヤを付けて跨ってみるとシート付近では無荷重4mmアップくらいのはずだけどなんだか足つきが
「足の裏の前半分が接地していた」→「足の裏の前4分の1くらいが接地している」
状態に
見かけ上のスプリングの硬さが上がったのでそれも影響してるのかもしれない
車体自体は「お尻が上がった感」はほぼ感じない
今回はサスにゴム紐をつけて下のプラダンパーまでの距離で調整してみます
(そーっとバイクに跨ってサスの縮み量を計測してます、厳密な計測ではありませんが)
無荷重でのストローク量:約50mm
リンクプレート交換前:残りストローク量26mm
リンクプレート交換後:残りストローク量27mm
(ちなみに昔プリロード調整前のノーマル状態での初期値は残りストローク量18mm、自分の体重の場合)
結構わかりやすく変化でました。
このあと貫通マイナスドライバーでプリロードを緩めては試し乗りして
最終的には残りストローク量が23mmになるように調整して完了としました。
乗り心地については突き上げ感が和らいだみたい(たぶん?)
スプリングが見かけ上硬くなってるはずなのですが、そっちのほうは体感ではよくわからず・・・
あとちょっとプリロードを緩くしたいところですがこれ以上にプリロードを緩めるならフロントフォークの
突き出しも合わせてやらないと車体の傾きが気になるかな~といった感じだったのでココで止めておきました。
セロー250のリアサスは調整余地が少ないですが、
リンクプレートはローダウン用、トリッカー用、ハイアップリンクプレート
と色々出ているので試してみると色々変化が楽しめるかもしれません。
追記
ストローク量の数値を色々間違えてたので修正
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