DRCのフロントフォークスプリング セロー250用
林道で沈みすぎ?な感覚だったフロントフォーク
沈みすぎのように感じるのはスラストベアリングを仕込んでるのとメタボが原因なのでしょうけど
これはこれで気に入ってるので・・・あとメタボはすぐにはどうにもならないので・・・
固めのスプリングに変えてイニシャルを標準に戻したら良い感じになんじゃないかな~と
DRCのフロントフォークスプリング(D35-01-343)に変えてみました
「マーキング」は青色で印がありました
固さは「スプリングレート:LEVEL3」らしいのですが・・・いったいどれくらいなんだか説明不足
でもわかったところで基準が不明だし想像もつかないし、あと代用品も他にないので・・・まぁいいか~
交換手順ですが
車体を浮かす前に各部の強く締められてるボルトを緩めておき
ブレーキキャリパーは外して車体に縛り付け
車体を浮かして
フォークの上部を固定してるボルトを緩めてフォークキャップを緩めておきます
タイヤと泥除けを外し
フォークの下部を固定してるボルトを緩めてフォークを取り外し
今回はついでにフォークオイル交換なのでオイル処理箱を準備
スプリングをゆっくり取り出し(急に抜くとオイルも一緒にいっぱいついてきてこぼれるので)
オイル全然汚れて無いね・・・乗って無いから当然か・・・しばしサカサマで放置
比較するとDRCのスプリングのほうが少し巻き数が少ない? あと線径がちょっと太い様子
(上がDRC)
フォークにオイルを充填
ある程度入れたらインナーチューブを上下させてエア抜きして落ち着いたら油面を計測しつつ継ぎ足し
エアもすぐには抜けませんのでゆっくりと、ひとまず油面は標準の125mmでセット
「青い印を下にしなさい」と書いてあったのでその通りにスプリングを入れる
純正スプリングより太い?のかインナーチューブの内面に擦れてる感じが純正より強いような・・・新しいとそうなのか?
あとはいつものスラストベアリングを載せてカラーを載せて完了
フォークキャップのOリングにはシリコングリスを薄く塗っておきます
フォークブーツも内側を綺麗に拭き取り 細かい埃がビッシリしてる場合が多いです
自分場合はインナーチューブにメンテルーブを塗って良く拭くって手順をいれてます
普通の場合はシリコンスプレーを使うとこですが防錆を優先してます
あとは逆順に取り付け(フォークブーツ忘れにご注意)
フォークは下部を固定後にフォークキャップを本締め(最近はもう手ルクレンチ)して上部を固定
タイヤのベアリングもパーツクリーナーは使わず拭き取りできる分を拭き取りグリスの継ぎ足し
(ワコーズのマルチパーパスグリス ちょう度2)
固いボルトは車体を降ろしてから本締め
一見変わった感じはしないけど跨ってみるとフロントが大きくなったような感覚、沈み込みは減ってるもよう
試走してみたところ
・前ブレーキ時の沈み込みは確かに減ってる
・ハンドルの振動というか振れというか・・・随分強い?
・ちと前が上がりすぎたかな?
・ちょっとスプリングがチューブ内で擦れる音が大きいような
スプリングが擦れる音はしばらく乗ったら少し解消、最初はオイルが回って無かったかな?
次交換時のフォークオイルは汚れてそう
沈み込みが固い部分は当然のことですが路面の凹凸を拾いすぎてるような・・・
なんとなく取り付けしつつ予想はしてたのですが、スプリングの線の太さが少しだけ太い分
油面が標準のままだとスプリングを入れた時の残りのエアの量が減ってるのが原因と予想
あとイニシャルをもっと緩めようかなと
・・・メンドクサイけどまた分解して油面を低くします
ついでにカラー短くしてスラストベアリング込みで純正の長さに調整しようと
5mmだけ切りたいのですが経験上うちにあるパイプカッターでは失敗するのが目に見えてるので
あとちょっと錆がでてきてるし・・・
ってことでカラーの代用として塩ビパイプを急いで購入(VP管20)
塩ビパイプをカラーとして使う記事は見た事あるので問題ないかな~と、
あと他の車種でスプリング買ったらオマケで塩ビ管が付いてきたとかいう話も見た事あるし大丈夫かと
元のカラーは129mmなので 124mmを目指してカット、あとはヤスリなんかで平らに整えて微調整して同じ長さに
(スラストベアリングはワッシャーも含めて厚み4mmなので1mm分イニシャルがマイナスになるようにしてます)
比べるとこのくらい
インナーチューブの径は29mm位なのですがこの塩ビパイプだとちょっと遊びが大きいので
(これより1サイズ上だとインナーチューブに入らない)
丁度良さそうなスプリングを買ってきて少し切ってスペーサー代わりに
切断面が鋭利になってるのでヤスリで削ってチューブを傷つけないように加工
あとは組み付け
塩ビパイプを使用したことによってその厚み分さらにエア量が減ると思ったので
一気に油面:145mmで調整
試走してみて・・・もうちょい・・・ってことでイニシャル調整でスラストベアリング用ワッシャーを2枚(2mm分)追加
短い林道をちょっと走ってみたけど、確かに沈みすぎは少し改善
スラストベアリングの沈みすぎ分は相殺できたか?もう元のをほぼ忘れてるけど・・・
舗装路での走行も特に問題は無し、舗装路のほうは少し乗り安くなった気がしないでもない
もっと固く沈まないものかと思ってたけどそうでもなかった感じ、でもこれくらいで良いのかも?と後から思う
でも油面は140mmでも良かったかなぁ・・・以前試した時のような酷くフワフワした感じは無いけど
しばらく様子見て再調整しようかなと思います
20150420サス調整現在値
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フロント
オイル:YAMAHA G-10 (ノーマルはG-15)
スプリング:DRCフロントフォークスプリング(純正より固め)
油面:145mm (規定値:125mm)
突き出し量:0mm
カラー長:124mm(塩ビVP管)(純正カラー:129mm)
その他:スラストベアリング+ワッシャー2枚(合計4mm)
イニシャル調整用ワッシャー2枚(合計2mm)
純正スプリングシートは抜き取り済み
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リア
シートに乗った時のサスの残りストローク量:20mm
(無荷重でのストローク量:約50mm)
その他:トリッカー用リンクプレート交換済み(純正よりちょっと短い)
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