ペン型タイヤゲージの件
ペンシル型エアゲージのコレクション3種(棒ゲージ、バータイプゲージとも呼ばれる)
左から
・エーモン:エアゲージ(ペンシル)
・SIGNET: 46912 ペンシルタイヤゲージ
・アサヒ:タイヤゲージ バータイプ BC-1
「一番」な携帯エアゲージを求めて買ったものではありますが、それぞれ癖があります
◎エーモン エアゲージ(ペンシル)
・kPa表示
・このなかで一番基準値(他のデジタルエアゲージやエトスのエアゲージに近い値を指す)
・安っぽい
・チャックが斜めで気にいらない
・柄の部分は亜鉛合金?、チャック部分は樹脂製
・重さ:19g
◎SIGNET ペンシルタイヤゲージ
・kPaとPSI表示
・約20kPaほど低い値を指す(0.7くらいだと微動だにしない) (他のデジタルエアゲージやエトスのエアゲージと比較)
・デザインはまぁまぁ、ほぼ樹脂製
・チャックが斜めで気にいらない
・重さ:25g
◎アサヒ BC-1
・kPa表示
・表示が反射して見えづらい
・約20kPaほど低い値を指す(他のデジタルエアゲージやエトスのエアゲージと比較)
・ほぼ金属性、高級感?あり、一番値段が高い
・直角のチャックでステキ
・ほかの2つと比べるとちょっと重い
・重さ:45g
と・・・こんな感じ
作りはアサヒのがお気に入りなんですけどタイヤゲージとしての性能は一番安もののエーモンが一番
(当たり外れがあるでしょうし一概にはいえませんが現状の自分の環境では)
さすがはどこでも手に入るエーモン!メーカーとしての年季が違うのか?
でも・・・それはなんだかクヤシイ・・・一番の安ものが一番の性能だなんて・・・
・・・「そうだ!いまこそ合体だ!」
アサヒの形とエーモンの精度をいまこそ融合ってことで分解して色々やってみる
ほぼ同じ形だしすんなりと行くんじゃと楽観的に考えて始めましたが
どうやら色々違う・・・
まずチャックと柄の接続部分の形状が違う
柄の長さや内径、スプリングの長さ、ネジのピッチ?、それぞれ微妙に違いすんなりといかない
案1:アサヒのやつにエーモンの中身(スプリングやゲージ部分と付属の小さい部品)だけを移植する
→ ダメ、測定値がかなり下になった、なにか接触してるのか滑りが悪いのか・・
案2:エーモンの柄の部分にアサヒのチャックを合体
→ ダメ、ネジ径があわずハマらない、無理やりくっつけてみてもなぜか低い値が出る
案3:アサヒのやつにエーモンのスプリングだけ移植する
→ ダメ、スプリング長が合わない、カットしてみてもなんだか低い値、柄の内径がわずかに狭くてぶつかってる?
と・・・合体は失敗に終わり・・・
エーモンのエアゲージは3個を消費し、アサヒのも最初の分解の時になにか小さい部品が吹き飛んだのか
ゲージのメモリバーがスルスルになって使い物にならなくなり・・・と散々な結果に
3000円くらい使ってお勉強しただけとなりました
残骸はいつかリベンジすべく密封
いちおう計測機器なのでそれぞれが微妙なバランスの上に成り立ってるのでしょうかねぇ・・・
とりあえず生き残ったエーモンの1個が我が家のペン型ゲージの「1番」に輝きました
はたして今後エーモンのゲージを超えるペン型ゲージが現れるのか?
(できればエーモンがチャックが直角のタイプを出してくれないかなぁ・・・需要はあると思うのですよ・・・)
※今回、測定値が低く出るものは総じて対象の限界値が高いタイプ
基準値は人それぞれなのであまり気になさらぬようお願いします
でもなんだか派閥があるような?感じで同じかちょっと低いかの2通りに分かれるような傾向を感じる
おそらく高圧に対応してるようなタイプとで違いがあるのかもしれません
(自分のよくつかう0.7~1.2の範囲ではそうなるものなのかも)
たとえ基準のエアゲージとの誤差があったとしても自分で丁度良いと感じるところの目盛に
印をつけるとかすれば 1台のバイク用としてはそのままでも十分役割を果たすと思われますので
「ちょっとずれてるから全然ダメ」という意味にはなりませんでご注意を
アサヒのを元に戻せなかったのが悔やまれます( TДT)
※豆:エーモンのゲージは頭の丸い部分を挟むように持って測定すると
まっすぐに押しつけやすく余計な空気抜けを防ぎやすいです
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