バレル4Sの消音を試みる その6
セロー250に装着してるバレル4Sのさらに消音してみる試みの続きです
前回までで曲がったキセル管を利用してつくったエンド部分
それなりの効果はあったのでしばらくそのままでしたが
「出口を狭く絞ったらもっと静かになるんじゃ?」
と思いつきましたのでさっそくエンド部分を押しつぶしてみます
考えてた加工イメージに反してボコボコに汚くなり最後にはもうテキトウに・・・
音の比較
加工前
加工後
少しコモッタ感じかな?微妙な変化はあるが大きくは変わらない
ボコボコにしてしまっただけに・・・というのは悲しいのでなにか別のもので作り直しを検討するため取り外し
まずは25mmのアルミのパイプを繋げてしまおうかと考えるものの
作業途中でこれでは以前とあまり変わらない・・と諦め
バレル4sのエンドバッフルの最後尾の筒部分の径は32mm
頑強な固定にする都合上これにすっぽりかぶせられる&隙間がほぼ無い&口が絞れてるモノ・・・
2週間ほどあーでもないこーでもないと思案と検索の末、見つけましたのがコレ
アルミボトルスプレー容器 (「ウコンの力」は大きすぎて使えなかった)
外径が35mmでどうにかすればピッタリ、そして口が絞れてる!まさに理想の形
早速パイプカッターで底を取る
(凹みやすいので少しずつ傷を入れるような感じやるほうがよい)
4つくらいアルミボトルを買ってたので隙間埋め用に代わりで少しカットしてスペーサーとして準備、
(2気室構造に重ねてみようかともやったけど潰れて失敗した残骸)
あと前のキセル管の余り部分を切ったもの
エンド部分にボルトで固定する為の穴をあけて(柔らかいので錐で十分)
スペーサー部分に耐熱ガスケットを塗ってベタッとしてボルトには糸を結び準備
そーっとかぶせて慎重にボルトを引っ張りだす
あとはネジザウルスでボルトを固定して緩み止めUナットを締め
さらに外側にキセル管の筒を切ったものをかぶせてステンバンドでガチガチに固める
最後のオマケにステンレスタワシをかぶせて振動防止
完成!
「ちょっと君、バイクにボトル刺さってるョ」と心配されそうな外見ですが・・・見た目はあとから考えよう・・・
ちなみにペットボトルのキャップはサイズが合わないので蓋はできません
(できたらできたで面白かったけど・・)
音比較
何も無しバージョン(エンド部分がちょっと加工有り)
アルミボトルバージョン
なにも無しバージョンはテールピースの形状を変えている為かアイドリング時の破裂音がなかなかキツイ・・
アルミボトルバージョンはキセル管バージョンに比べて破裂音がさらに小さくなったような気もする
フェンダーとナンバープレートに排気がぶち当たるのはちょっとアレな感じはするけど現状はしょうがないかな
アルミボトル自体がそんなに強固なものではないので押すと凹むのがちょっと気になる
もう少し短く作ればよかったか
走ってみて緩みや脱落などは無い事を確認、抜けも特に悪くなった感じはしない
(トルク感が上がったような気がしないでもないような気がしないでもない・・・気のせいか・・・)
試走終わって見てみたら茶色く焼けてた・・・こんな色になるとは・・・
ボトルらしさを誤魔化す為にネジ部分を熱縮チューブで隠してみる
これ以上は純正に戻したほうが・・・と考えるのはクヤシイのでまだしばらく粘る予定
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