セロー250のドライブスプロケット交換(14丁→15丁)

タイヤ・駆動系

以前セローのスプロケットを交換したのは2年と10ヶ月前くらい、その時は
ドライブスプロケット=15丁→14丁
ドリブンスプロケット=48丁→50丁
としました。

丁数の決定については厳密な理由はありません
「今よりちょっと低速よりだと林道の坂道でちょうど良い感じかな~」とそんな感じです
ドリブンスプロケットはジェラルミン製に変えるからそのままじゃ面白くないから変えたようなものです。
特に問題も無いので今までそのままきてましたが、最近舗装路で「もうちょっと高速寄りにしたいなぁ・・・」
と感じる事が多くなりドライブスプロケットだけ交換してみました。
損耗の差からくる不具合回避の為にスプロケットの交換はチェーンとドライブ・ドリブン全部一緒に
交換が推奨されていますが・・・ちょっとそこまでするのはちょっとまだ早いかなと
今回準備したのは以前交換して大事に取ってあった純正ドライブスプロケット15丁です
新品よりは損耗差が少ないかなと思いまして

早速交換ですが、まずバイクを浮かす前に各部を緩めておきます
スプロケカバーを外して

ロックワッシャーの爪を起こします、思いのほか硬いので貫通ドライバーで叩きました

次にギアを入れて

30mmソケットとコーケンの 1/2″sq. スピンナハンドルでバイクの逆側に回り込んで
リアブレーキを思いっきり踏みつつ車体にも体重を掛けつつスプロケットのナットを思いっきり回し緩めます
スピンナハンドルが結構しなってドキドキしましたが「カシュン!」音を立てて緩め成功

そしてアクスルを緩めてチェーンプラーをずらしてタイヤを前に少しずらすとチェーンを緩められます

外したスプロケットの減り具合を比較

今まで付いてた14丁のほうは谷奥までピカピカになっている
あと削れ方がわずかに斜め?かな裏から見るとウネッテル感じがする、これは近々寿命だったかな?
装着はロックワッシャーは再利用できそうにもないので新品に変えてひとまず軽く締めておきます

チェーンを掛けて調整(チェーンプラーは10→8へ)タイヤの隙間はほぼ変わらず

アクスルを締めた後に緩めた時と同じようにブレーキ踏んでスプロケのナットを本締め(規定:110Nm)
本締め後にロックワッシャーの爪をナットに密着させて完了

乗ってみた感想は
「舗装路走る分には必要十分、6速に入れようとしちゃうことがほぼ無かった」
「チェーンの回る音が変わった」
「でももうちょっと低速よりでいいかな?」
って感じです。
しばらくは様子見で慣らし運転ペースでしょうか
今後くるであろうスプロケとチェーンの全交換を踏まえて次の丁数を考えてみる為にスプロケの表を作ってみました
スプロケット比2
純正の15-48を100%とした場合、以前は14-50で111.6%、今回は15-50で104.2%
もうちょっと低速よりにするとなると14-48~15-52くらいが妥当かな?
比率が似たようなパターンがいくつかに分かれますがスプロケット径を変えると
アンチスクワット効果とかアンチリフト効果なるものも変化するらしいし
チェーン長さそのままなら選択によっては微妙に車軸間距離も変わる
このあたりもうちょっと勉強しないとあまり良くわかってない・・・
現状がどんな感じなのもハッキリしてないし色々試してみて決めようかなと思います

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Posted by カイトス