セロー250のフロントタイヤ交換 ピレリ MT21

タイヤ・駆動系

セローのフロントタイヤのツーリストがそろそろまずいかな~ってことでタイヤ交換
最初の走行距離記録してなかったので正確な値はわからないのですが8000~11000kmくらいと思われる
高速道路走って無いし激しい走りかたも特にしてないので結構もったほうかも

で、新しいタイヤは良く聞くフロント:D603 リア:ツーリスト
みたいなとかの組み合わせを試してみようかと思いして銘柄に悩み・・・
用意しましたのは PIRELLI MT21 RALLYCROSS 【90/90-21 M/C 54R】

(注文して届くまで結構かかった)
タイヤの重さは3.77kgほど(この重量計は釣道具屋さんにあった魚の重さを測るやつ)

メーカーの謳い文句
・過酷な状況でもブロックの破損を最小限にとどめる、耐カット性を重視したコンパウンドを採用。
・センターブロックを連結させたトレッドパターンが舗装路でのグリップと耐久性を確保。
・軽量で高剛性のナイロンカーカスが長寿命を実現。
インチ表記「2.75-21」≒「80/90-21」ミリ表記
らしいのですが、「90/90-21」も入るらしいと・・・どうせなら大きいほうがなんかよさそう(適当)
と思いましてサイズは「90/90-21」を選択しサイズアップです
(ツーリストが既に大きかったので純正サイズと比較してってことにはなりますが)
選んだ一番の決め手はなにかと申しますと・・・「ラリークロス」って名前ですかね(´_ゝ`)
チューブとリムバンドも新しいものを準備
DUNLOPダンロップ チューブ  【サイズ】[2.75-21][3.00-21][80/100-21][80/90-21][バルブ形状:TR4(直型)]
DUNLOPダンロップ リムバンド 【サイズ】[22-21A]

作業開始
パンク修理の練習も兼ねて工具は車載のものを利用
メインは
・トピークの スーパースチール タイヤレバー
・TOP工業のモンキーレンチ エコワイド HY26
・IRWINのロッキングプライヤー 7WR

ジャッキアップは今回はスタンドを使用しアクスル外して

チューブのムシを外して空気抜いてロックナットを外して

タイヤを踏んでビード落とし・・・と踏むまでもなく手で押しても落ちた

表裏両方ビード落としたのを確認してから
基本通りに両膝でタイヤの手前側を潰して

その反対側をレバーでクイッっとメクッテいきます

一周全部めくれたらチューブを取り出し

タイヤをリムから取り外し、簡単に取れるかと思ってたら堅かったのでレバー使用

いちおうリムの重さを測ってみると3.71kg

リムバンドを取り外す

外すとなんだかニップルが腐食?してる

リム側もなんか部分的に土?か腐食かところどころ粉噴いてる
しかし無事なニップルもある

ぬ~・・・
ひとまずまだ問題無かろう・・・ってことで腐食進行を遅らせるべくシリコンスプレーをシュッと噴いて入念に拭きとっておく
(これでいいかは不明)

新しいリムバンドをセットですがココでまた気付いた事が

新しく買ったリムバンドがずいぶん厚い・・・

新しいほうがちょっと重い

触った感じ2倍以上厚い厚い分にはその役割的には喜ばしい事ですが
リムバンドにも色々あるんだなぁ・・・と感心
で リムバンドセット

チューブの準備ですがこっちもなんか違和感があったので重さを測ってみると
新しいものが軽い

古いほうはIRC製

・・・あれ?・・・買ったチューブと対応サイズ種類と元のチューブの対応範囲が違うからから?
ん?90/90ってこれ対応してるのか?書いてないけど・・・買う時はどう納得したんだっけ・・・
心配になって色々調べ直し3.00-21に対応してるなら大丈夫であろうってことで結論を出し作業を進める
その前にタイヤを比較してみる

綺麗に重ねてみるとほぼ変わらない?
タイヤの形が平らなツーリストと山形のラリークロスって感じでそもそもの形の違いがあるけど
減ってる分を考慮してもラリークロスのほうが少し大きいかな?
純正よりちょっと大きいって点では両方にたようなものかも
ツーリストは減った状態だけどいちう3.10kg(今後の参考にでも)

作業の続き
タイヤをリムに押し込む
半分押しこんで手ではどうにもならずレバーでこねくりまわしどうにか入れる事に成功

チューブに少し空気を入れて形がわかりやすいようにしてからタイヤの中に押し込む

入れるのはバルブのとこから

バルブを出したらロックナットを軽く締めてちょっと押さえて残りを捻じれないように押し込む

タイヤのビードをリムの内側に入れるのですが
最初は足で踏んでも入るだろう~っと踏んでみる→全然入らない・・・ツーリストは入ったのに・・・

外国のタイヤは硬い?って話はこのことか?それともツーリストが柔らかいのか
・・・最初からレバーでグリグリする

なかなか最初の部分が難しく、3回くらいレバーがどっか飛んでいった・・・
最後のほうもやたら硬くてこんなに力入れてやっても大丈夫なのか?と心配しつつもどうにか終わり
(またレバーが弾かれたりして数回飛んでいった)

やれやれ・・・終わった・・・っと思ったら・・・ビードクリームを塗り忘れてるのに気づく・・・

・・・・まぁ空気を入れてみよう・・・果てしなくポンプポンプ、3.5くらいまで
(記事を書いてる時に電動ポンプが車の車載工具であったのを思い出す・・・)

特段「ポンッ」と音がするわけでもなく・・・これで「ビードが上がった」状態なのかな?・・・う~ん

心配になったのでもう一回タイヤをめくってビードクリームを塗ってみる

(省略)
結局、見た目かわらず、ハンドポンプじゃ音もしないものかな?きっと大丈夫!

終わった時にはもう夜だったのでパンクチェックで2.0くらいいれて放置、翌日空気圧の変化がほぼ無い事を確認

見た目はこんな感じ

アンダーフェンダーの隙間も問題なさそう(ツーリストの時からステーで少し上に上げてある)
ノーマル状態だと結構ギリギリかな

山の高さは約10mm、なんだかオフロードっぽい
いつも試走してる林道にお出かけ

試走後の所感
・舗装路走行(空気圧1.25)
もうすっかり純正のTWの記憶ほぼ無いけどイボイボによる振動は想像よりずっと無かった、
でも細かい振動はツーリストより感じる
ロードノイズの違いは良く分からない、というか前どんなのだっけ・・・エンジン音のほうがウルサイのでよく聞こえない
ツーリストよりも転がってる感じがする、燃費上がるかも
高速走行でも特に変な振動やブレは無し
山道の連続カーブも特に問題を感じない、ツーリストよりも倒しこみしやすいかも?タイヤの形が丸い山形だからだろうか
何回か強めのブレーキをかけてみたがビードのズレなどは特になし、ひとまず取り付けはうまくいったもよう
重さの違いによる変化はよくわからない
山の舗装路に細かい縦溝が掘ってあるところであまり流されなかった
・林道走行(空気圧1.25、0.8)
砂利混じりの道のグリップは申し分ない
苔むしたコンクリ道がちょっと不安な雰囲気

こんな感じの水たまりの跡地的なところ

申し分なし、轍の山に流されてたのがちゃんとハンドルの向きに進んでくれる
イボイボに変えたかった理由がこの泥道のヌルヌルと流される事の克服だったので目標は達成
泥まみれにはなるもののちゃんと刺さってる?みたい

泥はけも少し走ったらすぐ落ちたので問題無さそう

リアのツーリストは横滑りしてるけどリアのほうは別に問題にしてないのでOK
あとはなんだかバイクの倒しこみから曲がり始めるまで感じがシュッとしたといいますか・・・
これはたぶん空気圧の問題かな?ツーリストだと基本0.9~0.7でしたので
ビードストッパー(リムロック)もいちおう準備してたけどそれはまたいつかの機会に
ツーリストがずいぶん減っていたので良くなる事は当たり前ではありますが
それを含めても泥道には強そう、舗装路もなかなかスムーズ
リアもMT21にしてみたいところですがチューブレスの利点を損なうのもちょっと考えもの
ツーリスト以外であればIRCのGP22あたりが候補だろうか

150kmほど試走後

サイドの髭はたぶんずっと残りそうだ・・・
odo:17256km

タイヤ・駆動系

Posted by カイトス