オイルフィルターカバーのOリングにグリスを塗る

メンテ(重点)

以前の続きでオイル滲みが続くオイルフィルターカバーのOリングにシリコングリス塗ってみました。

サービスマニュアルには「ヤマハグリースB」とあるのですが、フロントフォークのOリングにも
オイルフィラーキャップのOリングにもこのシリコングリス使ってるのでそのまま利用です。
とりあえずベタベタ塗りつつもオイル経路に接する部分はなるべくふき取って取り付け
蓋の方にも薄くガスケット代わりに塗り塗り

そしてアイドリングしてみると・・・

なんだかグリスがジワ~っとでてきた・・・
オイルパイプ近くのトコはエンジンオイルも抜けてきてるような・・・
なにか問題あったかな?と蓋をあけてチェックするもののはっきりとはわからず

締める順序のに問題があったと仮定してこの漏れてくる所の位置から本締めを開始して
一番密着するようにしてみる、あとシリコングリスを少し厚めに塗り塗り

そしてアイドリングしてみると

予想外に下からドバドバと漏れ出るオイル・・・
エンジン止めて慌てて蓋外して更にベチャベチャに被害増大・・・

どうやら締める前に蓋の溝からOリングが外れてしまってそのまま締めちゃって千切ってしまったみたいです

予備は確保してたので事なきをえましたが・・・

気を取り直して再セット
アイドリングすると淵に塗ったシリコングリスは出てきますがエンジンオイルは出てきません。

100キロほど走ってみましたが、エンジンオイルの滲みは発生せず。
シリコングリスが出てたのも収まったかな?
滲んできてたシリコングリスの原因は2通り推察してます
1.隙間に粘度と表面張力?で留まって圧力に耐えてスプリングワッシャーかのようになっている状態のグリス
  それが振動による液状化?や熱で粘度が下がりニュリュニュリュと出てきている、つまりグリス塗りすぎ
  →不要分が出尽くせば出てこなくなるはず
2.内部のエンジンオイルの圧力で押されて単純に出てきている
  →いずれエンジンオイルの滲みが始まる・・・
う~ん・・・1であって欲しいところですが・・・しばらく様子見です。
現状がうまく行ってると過程した場合のオイルフィルターカバー注意点
・Oリングにはグリスを塗る
・ボルトの本締めは左上から
というところでしょうか
これでダメなようなら
・純正フィルターに交換→サイズが今のよりちょっぴり薄ければキチンと蓋が隙間無く閉まるかも?
・フィルターカバー交換→少し歪んでるのかな・・最後の手段、ちょっと高いし・・・
かなぁ
追記
この件に関しては以後の試行から以下のようにする事で解消されました
・フィルターおよびOリングは純正を使用する
・Oリングのシリコングリス塗布は艶出し程度の気分で薄く塗り伸ばす感じで、
・カバーの金属同士の合わせ目にはグリスやオイルなどは塗らない事(微細な隙間を作ってしまう)
・カバーのボルトは良く脱脂し左上のオイルラインに近いボルトから本締め
・ボルトはくれぐれも締めすぎない事
オイル滲みの原因とはしては
・キジマのフィルター本体についてるゴムが固くその分蓋を締める時に上手く潰れてくれなくて
 カバーの密閉しきれてない状態になる
・キジマのフィルターに付属のOリングは微妙に細く荒っぽい、純正のほうが上質
と判断しました。
追記2
社外品フィルターではベスラ、デイトナは〇との情報あり

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Posted by カイトス