セロー250にFZ1のスクリーンを付けてみる その1

スクリーン関係

寒い季節、それはスクリーンが欲しくなる季節・・・
消音ネタと同じく定期的にやってくる衝動ではありますが今回も思いついたの実施です
以前、鬼目ナットをヘッドライトカウルに埋め込みメーターバイザー的なものを付けてみた部分
ここを利用して正式なスクリーンを付けてみようかと

今回はPET板からスクリーンを作るのではなく他のバイクの純正スクリーンで作ってみようかと
準備しましたのはヤマハの「FZ1 FAZER」の純正スクリーン お値段は4600円ほど

純正部品を注文しやすいヤマハの車種から標準でスクリーンがついてるバイクで
大きすぎず形がよさそうなものをと探してこれを注文
こんなイメージを目標につけてみる

ステーを折り曲げ歪めあーでもないこーでもないと取り付け方を悩み、
セローのオプションのスクリーンはプラネジで固定されているらしいと聞きポリカネジで固定してみたり
「ただ付けただけ」を誤魔化す為に飾りを作ったり
ライトの反射防止で裏にPPクラフトシートを張り付けたりと色々苦労しつつどうにか取り付け完了

ヘッドライトカウルに無理がくるので首の部分をベルトでフロントフォークに縛ってます

ステーの取り付け位置なので少しは傾きや高さを調整可能
(すごく加工に時間かかったのに記事にすると短いな・・・)
テスト走行しつつ最適な角度を探す
最初は「少し大きなスクリーンでまるで無風」みたいなものを夢みていたのですが
色々角度や高さを変えてテストするうちに現実にぶちあたる・・・
スクリーンの角度などを変えつつ走りながらスクワットしたり伏せてみたりと怪しい動きをしつつテスト
・初期状態:

 50km/hくらいまではいいかな~と感じたのだけど70km/hを超えると
 以前に自作したスクリーンと同じで乱流?カルマン渦?とにかく目をブルブルさせてくれる
 風が顔面に直撃するようになる
 ヘルメットのシールドを閉じても90km/hくらいまで上げるとヘルメットが震えだす・・・
・シールドを立ててみた状態:

 高さ自体はすこし高くなったが乱流の幅も増えたようで乱流から逃げられなかった
・低くした状態:

 喉を押される感じだがどうにか胸元に強い風があたる程度
 でもこっち側にスクリーンが突き出す状態になりなんだかちょっとじゃまっぽい
 etrexのアームも付けられなくなる
・エーモンの静音計画の 風切り音低減モールをつけて風を上に押しやれないか試す:

 風自体は3~4cmくらい上に移動したが全然足りず
 低い位置でこれを付けると首に当たってた風が目を直撃するようになった
 スクリーンを立てるとあんまり意味をなさなくなるようでこ乱流から逃げられない
 そしてこれを付けるとその乱流も密度が高まる?のかどうなのかひとまず強く感じる
 風を団結させてるような・・・なんか綺麗に整流してるのかもだが今回の場合あまり意味が無い
テストした結果わかった事は
「スクリーンが眉毛の位置以上にないと乱流を上に逃がすことはできない」
ってこと、「返し」があってもたぶん低いままでは足りない
正しく乗ると状態が直立状態のトレール車
相当デカイスクリーンを付けないと無風な感じにはなりえない
そしてそんなデカイのを付ける気にはなれない・・・
絵を書いてみる

①は普通のスクリーンがない状態
②はスクリーンを立てた状態
 →乱流の幅も大きく高さも丁度良く顔面に当たる
③は夢の無風状態予想図
 →相当大きなスクリーンじゃないと実現できない
④はスクリーンを寝かした状態
 →乱流の幅も狭くなり胸の上部、首の部分で風を逃がす感じ
  速度を上げすぎると喉を押されるようにも感じるが現実的
巨大スクリーンを準備(もしくは延長で継ぎ足し)しない限り④しか選択肢が無いかなと
セロー250の純正オプションのスクリーンもおそらく首元くらいで乱流を逃がしてるのだとは思う
オプションの上部が丸く作られているのも乱流の範囲を分散し感じにくくしてるのかもしれないなぁ
評価が高いのもそれなりに考えられた上でのことであったか・・・
ひとまず一番低い状態にしておいてもうちょっと良くならないか考え中

スクリーン関係

Posted by カイトス