セロー250のリレーアーム用マッドガード作成
セロー250のリアサス付近でグリス切れを起こしやすいのは
このリレーアームとコネクティングアームの接続部分(一番下側)と言われています。
この問題はセローに限らずオフロード車、オンロード車でも同様にグリス切れや錆びを起こしている例はありますので
こういった構造をもつバイクの弱点ではあると思います。
フロントフォークにはカバーがあるのだからリアサス可動部もカバーがあっても良さそうなものなものですが
まぁ・・・ありません(リアサスだけを覆うカバーはあるがリンク部分を覆うモノは無い)
しかし定期的なメンテナンスをすればグリス切れや錆びるまでいかずに維持できるものではあります
しかし・・・ほら・・・過保護ですから・・・
その対処として思いついたリレーアーム用マッドガードを今回作成してみました
(スプラッシュガードって言うほうが妥当?)
リレーアーム部分ですが
前輪の後ろ、六角が置いてあるとこから写真を撮ってみると正面から丸見えです。
隙間を見てみるとグリスは山盛りにしたはずですが前側から見るとどっかにいってしまってます
後ろから見るとまだ残ってる
グリスを飛ばしたものは風も影響もあるでしょうが、前方からの水が主な原因と仮定
水たまりの多い道や雨の日の走行で前輪で巻き上げた雨水などをシャワーのように浴びてたら
耐水グリスを使っていても水圧がそれなりに掛りグリスを吹き飛ばしシールの隙間から少しずつ侵入するのも
まぁしょうがない無いかなとは思います。
ではその前方からの水を防げばいいじゃないかということでマッドガードを作ってみました。
(後輪から前方に飛ぶ水しぶきについては水たまりに突っ込んだバイクの写真やグリスの状況から軽微として無視)
最初はここの後ろで遊んでるアンダーガードの取り付け用?の穴を利用してなにか作ろうかな~と思ったのですが
どうも取り付けがメンドクサイことになりそうなので、簡単にスキッドプレートに壁を足す方向へ
おなじみのPPクラフトシートを適当な幅で切り出し折り目を付けて少し空力と強度アップ
そのあとに2枚を強力両面テープで張り合わせ
(折り目を付けたあとに張り合わせるとその形でおおよそ固定されるから)
形を整えて
それをまた両面テープでスキッドプレートに接着し
車体に取り付けてみるとこんな感じ
スキッドプレートはZETAのEDスキッドプレートですが
後端部分はフレームに押しつけられる状態なので挟みこまれてまず外れることはないかと
2枚張り合わせでバタつくような軟いものでもないし
ほどほどの柔軟性と復元力はあるので風圧くらいでは変形しないはず
前輪からの角度を棒で測りつつギリギリ隠れるようにさらにカットして調整し最後はこんな感じに
3.5cmくらい下に出っ張りますがこの位置はほとんど傷が無い場所ではあるので問題はでないかな~と
直接的に風雨を防ぐものなので効果はあるとは思いますが、すぐにわかるようなものでは無いし
グリスアップは定期的にしてるので自分にとっては次のグリスアップで様子をみてメンテ頻度を
減らせるようであれば効果アリと言えるかな?
いつかどっかのメーカーがリレーアームにカパッとはめられるようなカバーを作って・・・くれないだろうなぁ・・・
追記:
林道走ったあとの様子
それなりに働いている様子、淵に引っかかった水や泥が方向変えて少しかかっているみたいだけど
軽減はしてるとは思う、形状をもうちょっと変えれば~とは思うけども完全カバーは無理っぽいのでこのままで
埃っぽい土などの汚れもあるのでメンテフリーとまでは行きそうもない
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